LTBはボウラー固定化の切り札-1

第1回


●時代のニーズに合わせたシステムを開発 貝TB社長 榎田 勝志 氏

 今多くのボウリングセンターが、経営の安定化のために、ボウラーの固定化、つまりリーグボウラーを増やすことに腐心している。そこで見直されているのがLTBだが、その分野で目覚ましい成果を挙げている貝TB代表の榎田勝志さんに、そのノウハウの一端を披露していただいた。

 LTB(Learn To Bowling)は、集客、開発、育成という流れの中で、リーグボウラーを作り、固定化させようというシステムで、40年ほど前にアメリカで開発され、ちょうど空前のブームが去って苦境にあった日本のボウリング界にも、いち早く導入されました。

しかし必ずしも広く普及しなかった理由は、非常に時間と労力がかかった割に、なかなか成果を上げられないという、効率の悪さにあったと思います。私たちが今推進しているLTBは、半年、1年目で結果を出すことを目標に、日本の現状に合わせて改良、システム化したもので、当時のものとは、全く別物と考えていただいた方がいいと思います。

 1992年に潟uランズウィックスポーツガーデン(後に潟Xポルト)に入社した私は、4〜5年後に、京都の京田辺市にあった、スポルトのなかでもいちばん赤字を出していたボウリング場に、支配人として派遣されました。それまでは、コンペ開発や、オープンボウラーの固定化には熱心ではありませんでしたが、人口が4万人ぐらいのところですから、営業も2−3日で回りきってしまう。ではどうしようと考えたときに着手したのが、固定ボウラーの開発でした。そこでの経験をもとに、その後に担当したいくつかのボウリング場でも結果を出したことを評価され、営業本部長、さらには取締役として本社勤務のなかで全体を見るようになりました。



 そして2012年の8月にスポルトを退社、自分で貝TBを設立しました。現在20センター余りのセンターと契約させていただいていますが、例えば最初に契約した2つの福岡のセンターでは、1ヶ所が1年間で890人がボウリング教室を受講し、そのうち540人がリーグ戦へ移行と移行率は68パーセントに上がっています。

 これまで多くのセンターさんがLTBを導入しようとしてつまずいたのは、最初の集客の部分だと思います。ポスティングや折り込みチラシを何万枚も入れても、十数人しか集まらない、という話はよく聞きます。私たちが、毎回なぜ100人単位で集めることができるか、次号では、その集客術を中心にお話をします。

(ボウリング ジャーナルより掲載)

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