健康寿命を延ばすには生活習慣を見直すことが大切です−1

 バランスの良い食事
バランスの良い食事
第1回

●ポイントは、毎日の「食事」と「運動」です 千葉大学大学院医学研究院 教授 横手幸太郎 氏

■健康寿命を縮める最大のリスクは生活習慣病です

 健康寿命を縮める要因は様々ですが、その最大のリスクが「高血圧」や「糖尿病」、「脂質異常症」などの生活習慣病です。生活習慣病が怖いのは、あまり自覚症状がないままに、突然脳血管疾患(脳卒中)や心疾患(心臓病)などを引き起こす危険性があることです。また、生活習慣病をひとつだけ持っているよりも、二つ、三つと増えるほど動脈硬化が進行しやすく、脳卒中の発症など、介護のリスクを高めることにもなります。「自分はまだまだ大丈夫」、「健診では高血圧と言われたけれど、特に不調は感じないし」などと考えていたら大きな間違いです。
 生活習慣病を予防、改善するには、まず今の生活習慣を見直してみましょう。

□生活習慣の改善は「食生活」と「運動」が基本です。

 生活習慣の中でも見直しが必要なのが「食事」と「運動」です。
 現代人の生活では、食べすぎ、飲みすぎ、偏食、不規則な食事時間や外食の多用など、間違った食生活をおくる人が多いものです。

 食事における大切なポイントは、「食事の量」と「食事の質」と「規則正しく三食食べること」です。
 食事量については、まずは腹八分目、病気の方は体格や身体活動レベルに合わせて「自分にとっての適切なエネルギー量」を計算し、それを超えるエネルギー量を摂らないよう心がけましょう。

 また、同じメニューばかりを続けたり、好きな食材を多用するといった偏食は、偏った栄養成分の摂り過ぎになるばかりではなく、体が必要とするビタミンやミネラルなどの不足にもつながります。肉や魚、野菜、穀物、果物など、様々な食材をバランスよく食べ、1日の塩分量も適正な範囲におさめることが重要です。

 さらに、寝る前の食事などは肥満にもつながります。できるだけ同じタイミングで三食食事をとるようにしたいものです。
 とはいえ、長年続けてきた生活習慣は、一朝一夕には変えるのが難しいもの。一度にすべてを変えられなくてもできることから少しずつ変えていきましょう。

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