こんにゃくと適度な運動で快便を■


こんにゃくと適度な運動で快便を

さくらライフ錦糸クリニック院長・医学博士 松枝 啓 氏 1943年生

・人生の質の向上には快便が不可欠
 最近は検査しても異常が無いがお腹が痛い、便が出ない、下痢が続くという機能性消化管障害が世界で急増しています。原因は紛れもなくストレス社会です。肉体労働により体を動かしてストレスを解消する機会が減り、経済的・時間的な余裕から腹部や便通に過剰な注意を払うためストレスが増幅しています。

 「脳腸相関」といい、脳と胃腸は自律神経を介して一体化しています。ストレスが腸管運動異常を発生させ、また腸内細菌叢を攪乱して便秘や下痢が起こり、悪玉菌が増えると便秘や下痢を助長します。この悪循環を断ち切るには快便が必要です。

 快便で重要なのは、大腸の蠕動運動で十分な便塊を直腸に移入して直腸の壁を伸展させること。大腸が一番動くのは長い空腹時間の後なので朝食は重要。たくさんの食物繊維とごはん、味噌汁をしっかり取ることです。

・こんにゃくの食物繊維が腸内環境を改善
 こんにゃくの食物繊維グルコマンナンは非常に優秀で、腸内の善玉菌に消化分解されて腸内を酸性化し、有害物質を発生させる悪玉菌を抑えるので腸内環境が改善します。こんにゃくは不溶性食物繊維なのでそのまま消化されずに大腸に達し、便量をカサ増しするので大腸の蠕動運動が促進されます。

 ストレス対策には規則正しい生活と運動、何事も100点を取ろうとせず75点主義が重要です。快便を得るには、こんにゃくなど多くの食物繊維を摂取し、適度な運動をおすすめします。

(つづく)

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