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レッツ・ゴー・ボウリング!


平成17(2005)年11月1日号

 第4章

5,000万人キャンペーンとボウリング

 

 第3章(学会・専門家への質問)の続きです。

筆者の個人的なつきあいで、極めてフランクな

質疑応答ですが、文責はすべて私(宮田哲郎)に

あります。

 

Q: 今、ボウリング業界では「5、000万人

キャンペーン」として、より多くのボウリング

フアンを増やす努力をはじめましたが、果た

してうまく行くのでしょうか?(あるボウリング

場経営者の疑問)

 

A: 前号でお答えしたように、いかに魅力的な

ボウリングでも、長い視点から言っても、容易に

実現できないでしょう。私見ですが、やや悲観的

に考えます。

 

 理由ですが、現在3,000万人を優に超える

巨大なボウリング人口を構成する若者が、今後は

十万人単位で減少してくることがあります。また、

ボウリング自体にも「商品としてレトロ化傾向」

が顕著ですし、しかも現在の手法では今後もより

大きな資金を投入し続ける必要があるからです。

 

 ここでいう手法は、テレビや新聞などに話題を

提供、取材させる方法です。確かにこのトレンド

・マーケテイングは、即効性があります。

 

 現場の皆さんはこれで安心するのでしょうが、

実は継続的効果が期待できない、致命的な欠点が

あります。視聴率命のマス・メデイアですから、

いつも芸能・スポーツなど有名人中心へ傾くので、

「一過性から脱出」できない宿命があります。

 

Q: ボウリング業界の関係者は、いまだでも行政

キャンペーンに積極的に反応していませんが、

先生はどのようにお考えでしょうか?

 

A: れは、ボウリング業界だけではありません。

「コナミ・スポーツ」など、公的スポーツ施設の

運営受託に熱心な、ごく一部の商業関係者だけが

反応している現状です。しかし、私たち専門家が

「革命的スポーツ政策」と評価するものでも、今後

十分な普及には10年単位の時間がかかるのです。

 

 ちなみに、本計画は2000年度から10ヵ年です

が、5年ごとに更新・改良を加え、10年後も更に

継続してゆくことは確実でしょう。同様な国策は、

世界的に有名な「トリム・キャンペーン」があり

ますが、わが国の構想は、革命的なスポーツ普及

キャンペーンとして、将来は評価されるように

なることでしょう。

 

 私見ですが、総合型クラブ計画がなかなか理解

されないのは、「読むべき書類が多すぎる・・・」

からです(笑い)。また、初めから体育行政が主導

しており、民間の発想ではなかったからですね。

「官から民へ・官民一緒になって」、これが今後の

課題です。

 

 文科省は2003年度から日体協に業務委託しま

したが、体協といえども容易ではありません。しかし

、商業施設関係者からすれば、お堅い教育委員会(

体育指導委員会体指・たいし)よりも、体協の方が

ずっと「敷居が低い」でしょうね。

 

 次は、商業スポーツ施設と業界関係者の動向です。

 本来、商業施設の運命を決めるのは、集客力です。

商業スポーツ業界からすれば、総合型計画に協力すれ

ば、自らの力で人集めしていたところに「公という

助っ人」が現れた・・・と気がつくはずですね。

 

 そもそも、革命的な事象に気づく人は、案外少ない

ものです。私見ですが、構想に爆発的人気が集まるの

は、そう遠くないと思います。今後、官と民がどの

くらい力をあわせることができるか、にかかってくる

でしょう。

                  ・・・第4章終わり・・・

 

 

トピックス

1.去る7月23−24日、神戸商工会議所に

おける日本スポーツ産業学会シンポジュウム

で「総合型地域スポーツクラブとボウリング

・マーケテイング」について発言しました。

 

 会の後、地域体協関係者や行政の人々と懇談

でき、激励とリクエストをたくさんいただき、

実に参考になりました。私を推薦して下さった

大阪体育大学 松永敬子先生や富山浩三先生に

深謝するばかりであります。

 

 シンポジストは想像以上にしんどい仕事です

が、ここで知り合える人脈はボウリング業界しか

知らない私にはまことに貴重です。研究者・行政

や体協の実務家に同志を発見できるからです。

 

2.来る11月19日、熊本市の交通センター・

ホテルで、熊本県教育委員会・熊本県体育協会・

日本体育協会主催の総合型地域スポーツ・クラブ

*「啓発講習会」が開催されます。

↓画像・タイトルをクリックすると拡大します↓
「平成17年度総合型クラブ啓発事業実施要項」他へ 「平成17年度総合型クラブ啓発事業実施要項」他へ
「平成17年度総合型クラブ啓発事業実施要項」他

 主な講演内容は、ボウリング種目の特性と目的

達成機能についてなどですが、全国ボウリング場

公認競技場協議会の取り組みを発表します。会の

あと、熊本県のボウリング場経営者の方々と懇談

・ボウリング場の取り組みについてお話しますが

、出席を希望される方(全公協会員)はお問合わせ

ください。

 

*熊本県ボウリング場協会事務局 今井智子

  電話 0968−43−1611(FAXも) 

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