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レッツ・ゴー・ボウリング!


平成17(2005)年12月3日号

 第5章

 去る11月19日、熊本県教育委員会・体協・日体協

主催の*啓発事業において「ボウリングと総合型 地域

スポーツ・クラブの取組み」をお話しすることができま

した。会場の熊本交通センター・ホテルに、体協の各種

競技団体代表者と指導者、ボウリング場関係者が30名、

集まりました。

  *前号の第4章 熊本体協の啓発事業要項 参照

 

 専門種目のエキスパートばかりですから、釈迦に説法

の愚をさけて、*種目特性や総合型構想における性能と

ボウリング事業のありかたなど、事例中心にお話しまし

たが、よくご理解いただけたようです。

  *参加人口推移と年代別普及率・スポーツ医科学データなど

 

 直後、県ボウリング公認協や県場協会の有志と懇談、

今後の方針を確認してまいりました。来年度の動きが

楽しみです。*属性別・目的別に、長く準備してきた

テキストやツールが、ようやく役立つからです。

  *子ども(キッズ・ジュニア)、レデイス・シニア

  若者など。PTA・子ども会・老人会など目的別も。

 

 総合型構想のニーズに沿った、楽しい生活スポーツ

としてご理解いただけるよう、どのツールもきっちり

と理論づけて、万人向きによく整理しました。中でも、

センター現場の指導者教本と集客マニュアルは、米国

の事例や最新の成功事例を盛り込みましたが、来年は

どこで、どのように発表すべきか、考え中です。

 

 さて、今回も第3章―第4章(各界の専門家へ質問)

の続きです。昔からトレンド依存型のマーケテイング

活動を繰返しているボウリング業界について、感想と

ご意見を聞いてみました。

 

Q: 昨年末でしたか、「もうテレビCMでは売れない、

テレビ万能の嘘」という専門誌の記事を読みました。

「マス広告によるボウリング・セールス」は、すでに

限界が見えていると私も思いますが、ご意見を・・・

 

A: 大概の人々は、騒々しいテレビ・コマーシャルを

嫌って、すぐにスイッチを切るようになりましたね。

現在、宣伝広告は、静かに語りかけるものが、やや

目立つようになってきましたが、今後はイメージだけ

ではなく、欧米型で多い商品本来の性能やコンセプト

を訴求する、説得や提案型のCMがしだいに増えて

くると思われます。

 

 めったに見ないボウリング・コマーシャルですが、

有名人・芸能人を起用してイメージを刷り込もうと

するあまり、ボウリング自体の機能など『商品として

の説明』が不足しすぎていないでしょうか。

 

 先日、「ジャパン・カップ決勝戦・東京体育館」で、

お笑い芸能人が部分 起用されたそうですが、いかが

でしょうか。個人的な意見ですが、世界一のスキルと

フアイトの「感動を打ち消す」ものではなかったかと

心配します・・・。

 

 ボウリング業界は、広告と販売促進を混同しているよう

に見えます。広告は長期に渡って商品を売るために、顧客

と必要不可欠な信頼関係を築くことですが、いかがですか

? 商品を売るための販促活動とは、本質的に大違いなの

ですが、質量共にきちんとやっておられますか?

 しかし、総合型クラブの構想に参入し「ボウリング本来

の機能や魅力」を理解する人々を創ろう、としていること

は正解ですね。これなら、*真のPRができるからです。

  *PRパブリック・リレーションズ。組織(ボウリング場)

   をとりまく地域社会、大衆、政府自治体、メデイア、株主や

   従業員からも信頼され、長期的な視点で良い関係を築く

   コミュニケーション活動のこと(筆者注)。

 

 実際、コマーシャルだけで売ることは幻想であると言わ

れており、ものが豊富、かつ情報が氾濫している現在は、

単なる認知で消費行動を起こすことはまれです。更により

強い興味を持たせること、あるいは既に購入した人の

『口コミ』が行動のきっかけになっています。

 

Q: 総合型推進に積極的な姿勢を示す人が、業界ではまだ

少ないので、心配しています。依然としてマス・メデイア

に頼ろうとしている業界ですが、今後どのようにメデイア

を使い分けたらよいでしょうか?

 

A: あるリサーチ会社の消費者意識調査(2003年)では、

商品やサービスを選ぶきっかけとなったメデイアは、TV

が33%弱、ネットが52%弱です。インターネットは、

今後ますますシェアを広げると断じています(出典文末)。

 

 「広く、薄く」イメージを浸透させるならテレビですが、

ボウリングへ来場させるようなツールでは、年々 なくなり

つつあるのです。レジャー行動が多彩になり、成熟化し広い

価値観を持つ時代の消費行動は、目的と手段を峻別するよう

になり、「他人がやることは、私はやりたくない」のです。

 

 従来のように、遊びや単純娯楽的な訴求を繰返すならば、

露出の方法によほど工夫が必要でしょう。そもそも、現代は

マス一辺倒の広告に限界が見えており、それが「私に向けた

メッセージ」でなければ見向きもしなくなりました。

 

 いわば、「狭く・深く」の方向ですね。

 ボウリングという商品の特性と目的による性能、年齢や

性別またはスポーツやレジャーの趣向まで織り込んだ究極の

「セグメント効果」を狙わないと、リピーターなど本当に

欲しい顧客を捕まえるのは無理になっているのです。

 (終わり) 文責:宮田哲郎 一部の出典: 日経ビジネス

 

*編集後記*

 総合型 構想に関わってから、東京、博多、岡山で・・・、

数か年に渡り見聞きしたものをご紹介しました。体育スポーツ

専門家で体育社会学、スポーツ産業論やマーケテイングの先生

方からお聞きしたものです。やや誤解を含んだ部分もあります

が、真摯に考えるべきことばかりです。

 

 最後に、私自身の考えですが、マス・メデイア(テレビなど)

露出で、いま(社)日本ボウリング場協会の行き方は、現実的

で正しいやりかたではないかと思います。個々のボウリング場

や地域では、決してなし得ない広告をきちんと行っているから

です。

 

 問題は、地域のボウリング業界が効果的なPRや広告を打て

ない現状にあります。中央に頼りすぎており、予算がない、

アイデアが、実績が、人がいない・・・など、「ないない尽くし」

を打破するのは、今ではないのでしょうか?

 

 2005年11月29日 川崎事務所にて 宮田哲郎

 

トピックス!

平成17年度 (財)日本体育協会

総合型地域スポーツクラブ育成推進事業

「クラブ育成アドバイザー・セミナー」に出講

 

 クラブ育成アドバイザーは総合型構想の実現のため、

クラブ設立や活動、事務などクラブ運営全般について、

指導助言します。日本体育協会が任命する(1−2名)

専門職員ですが、各都道府県に配置されています。

 

 また、セミナーに広域スポーツ・センター担当者も

出席されます。国策を司る都道府県の中央に位置する

立場の専門職員で、施設には体育館、会議場、競技場

、レストランがあります。職員は常駐しており、育成

アドバイザーと常に協力体制をとっています。

 講義は、*次のように予定していますが、来年から

キャンペーンが本格化しますから、種目の性能や特性

、構想におけるボウリング場の協力まで細かく質問

されると思います。楽しみです!!

  *日本体育協会「後期」出講要請と

  ボウリング・セミナー資料(予定)

↓画像・タイトルをクリックすると拡大します
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