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レッツ・ゴー・ボウリング!


平成18(2006)年1月1日号 

 

 謹賀新年 ことしも、どうぞよろしく!

 年末・年始は、自分の仕事の『棚卸し』をするように

していますが、今月は業界の新しい年について、少し

考えて見ましょう。

 

 新年早々ですが、知の巨人ピーター・ドラッカー氏の

逝去(昨年末95歳)は実に残念でした。氏は現代社会

最高の哲人、マネージメントの生みの親でした。著書は

すべて世の経営者にとって最良のバイブルであり、私も

仕事で迷ったときの指針、*得がたい参考資料でした。

では、ボウリングに関する記述をご紹介しましょう。

 

 *1964年「創造する経営者」上田惇生訳・ダイヤモンド社より。

「ボウリング場設備メーカーの主たる競争相手は、同業他社では

ない。彼らがつくっているものは運動設備である。所有するもの

ではなく、行うことである。従って、彼らの競争相手は、急速に

普及しつつある豊かな都会人の自由時間に応えるすべてのもの、

すなわち、ボート漕ぎ、芝生の手入れ、大学の夜間講座である。

 

 実は、ボウリング設備のメーカーが最初にこの自由時間市場の

成長力に注目して、「新しい家族ぐるみの活動を促進」したことが

、1950年代の大成功を収めさせたのだ。だが、その後業界は

行動の満足に対するあらゆる供給者を競争相手と定義せず、同業

他社だけが競争相手と(*誤って)定義した事が、その後大不振

の原因となった。

 

 明らかに彼らは、他の活動が自由時間を侵食しつつあることに

気づかなかった。したがって、自由時間において明らかに昨日の

製品になりつつあったボウリングに代わるべきものを自ら開発し

て行く必要に気づかなかった。」 斜字、筆者挿入。

 

 さて、40年以上も前にドラッカーが指摘した現象が、今

起きています。自らの事業を「単純娯楽のサービス業」と

決めつけ、業界の狭い視点から一歩も出ようとしてはいない

でしょうか? 記事は米国設備メーカーの販促コンセプトの

誤りを指摘しましたが、ボウリング場にも言えることです。

 

われわれは、ニーズの殆どが単純娯楽である状況であっても、

なんとかやって行けるうちに、新商品を開発するか、新たな

付加価値を実現したいのです。ちなみに70年―80年代、

わが国業界もボウリングに変わるものを探す経営者が多く、

「ポスト・ボウリングは、何か」と言い合っていました。

が、結局何も見つけられませんでした。

 

 いま付加価値は、総合型クラブ構想参入の中にあります。

 古いPRコンセプトを変え、総合型普及活動に協力する中に

、リピーターとなる新しい顧客が発見でき、真のボウリング・

フアン、長く愛好する無数の人々を育てることができます。

 

このような折、来る1月14日、(財)日本体育協会セミナー

に出講して(1)なぜ、ボウリング場が協力したいのか(2)

文科省構想と種目の特性・社会性についてなどをお話します。

次の<資料>を添付しますので、ごらんください。

  財団法人日本体育協会「クラブ育成アドバイザー・セミナー」資料一覧表財団法人日本体育協会「クラブ育成アドバイザー・セミナー」資料2.体協・体指のボウリング研修会財団法人日本体育協会「クラブ育成アドバイザー・セミナー」資料5.国際組織と選手の評価基準など財団法人日本体育協会「クラブ育成アドバイザー・セミナー」資料「レッツゴーボウリング」

2005「クラブ育成アドバイザー・セミナー」
*総合型地域スポーツクラブとボウリングの取り組み
(↑画像・タイトルをクリックすると全ページを見る事が出来ます)

 セミナーは47都道府県から派遣された教育委員会の担当

職員とクラブ育成アドバイザーが出席します。ここなら、堂々

とボウリング種目と業界の取組みを正しくPRできます。夏冬

の2回、東京で合計8日間に渡るものですが、出番は最終の

「トリ」の*ひとコマです。 *話題のトリノではありません。

 

 行政の総本山・日体協の講習会に、私が・・・。極めて異例

で想像を絶することです。社会的に最もメジャーな種目、生涯

スポーツ普及に有力と思われるボウリング場への期待があって

こそと思います。

 

 しかし、*業界は「十分に準備」できていますか?

 準備はいっぱいありますが、わが国の教育・文化行政を

つかさどる文科省と全国教育委員会、体育協会のナショナル

スポーツ・キャンペーン「総合型地域スポーツ・クラブ」の

全容と参入計画を、最低限 知っておくべきです。

  *日本ボウリング場協会は、どうするの? とよく聞かれますが、

  「私の想像では」日場協の監督官庁は産業経済省であることから、

  筋違いなことだと理解しているのでしょう。

 

 各地のJARBA支部が「社員の啓蒙とツール整備、地域

住民へのボウリングPR」活動をいち早くスタートされるよう

期待してやみません。構想が始まって6年、10ヵ年計画の

半ばを過ぎ、今年こそは急速に活動が活発になる機運です。

  *JARBAパンフ「協力しよう!総合型地域スポーツ・クラブ」を、

  どうか再読されますようお願いします。この参入チャンスは、

  そう長くは続かないと思われるからです。

 

 くに経営者の皆様には、構想参入が生む経済的メリットや

新しい経営スキームを構築することができること、全国に着々

と成果が上がっている事例などを、「報告できる場」を設けて

下さるよう、重ねてお願い申し上げます。

 

 2006年が

佳い年となりますよう、祈念しております。

 

  2006年元旦 川崎の寓居にて 宮田哲郎拝

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