普及活動のページ レッツ・ゴー・ボウリング!

宮田 哲郎

(社)日本プロボウリング協会 (社)日本体育学会・体育経営管理部会員

第38章 夏休みの巻

平成20(2008)年9月1日号

沖縄 北谷漁港
沖縄 北谷漁港
目次
第37章
第36章
第35章
第34章
第33章
第32章
第31章
第30章
第29章
第28章
第27章
第26章
第25章
第24章
第23章
第22章
第21章


第20章
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第18章
第17章
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第7章
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第5章
第4章
第3章
第2章
新時代2
第1章
新時代1
はじめに

  いま、遅い夏休みです。そこで、じっくりと2008年

「レジャー白書」を精査、過去10年分と比較、検討する

時間がありました。


  先日まで、大型センター閉鎖と近時の営業不振を見て、

2007年は確実に「参加人口の大幅な減少がある」と

予測していましたが、白書を精査すると驚くべきことが

起きていることに気付きました。


 このコラムを利用して報告、本件について、皆さん方の

ご意見を聞きたいと思います。私の意見に反対または同感

する方は、JARBAにお考えをお寄せ下さると幸いです。


1、なぜ参加人口が減らないのか?

  センター数が減り、レーン数も減ったのに、参加人口

が同じというのは不思議です。実は、売り上げは1%減

(10億円減)でした。どのようにお考えですか?


  センターが閉鎖され、投げる場所を失ったお客さまの

大多数が近くのセンターに移転したのか、それとも顧客

開発業務が成功しているのか・・・後者はあまり見あた

らないのですが、果たしてどちらなのか?

淘汰されずに残ったセンターに顧客が集中する現象が

見られるのですが、確かな業界データがありませんので、

確かなところは分かりません。


 実は、「隣のセンターが閉鎖」したので、わがセンターは

安全だ、しっかり仕事しているからだと自賛するトン・チン

・    カンな管理職の人に出会うことが多くなりました。新しい

開発計画に参入する好機だと思うのですが、如何でしょうか。


2.男性参加率が急降下、女性は増加中!

  ボウリング全体の参加率は前年と同じですが、男女

別にみると男性の10歳代は微減ですが、20歳から

50歳代がすべて大きく減少、逆に女性は18.6%

から21.4%へ2.8%(全体)と大きく増加して

います。


  まずは、白書を購入して、よく見てください。

  こんごの数年間に、「10歳代―20歳代の男性」の

 参加率があと5%以上増えたら、業界は壊滅的な様相を

呈するのが目に見えています。対策は・・・、なに?

  女性が軒並み増加した原因は、ナンでしょうか?

  平成18年3月に始まった若手女性ボウラーのTV

番組「P★リーグ」かも知れません。深夜ではあるが

、地上波でオンエアされた結果と(贔屓目に)みたい

ですね。専門機関の調査をみたいですね。


  最近は、昭和40年代後半のボウリング・ブームを

知る熟年世代を呼び戻すポスターが貼られていますが、

更にもう一押しのイベントが必要です。筑波大 田中

教授の素晴らしいパンフレット「華麗KAREI」を

活用するキャンペーンの大きな展開が待たれますが、

それで気付くのは、友の会メンバーの高齢化ですね。


3、すでに起きている時代の変化とは何か?

統計から判ることは、マーケットのシニア化(白書

の指摘)ですが、実際の作業では熟年と家族の開発が

「同時に行える」ことが判っています。とくに、総合型

構想参画の場合、これが強く実感できます。


  また、珍しく白書は「新時代の顧客開発手法」に多く

のページをさいており、とくに後半の章(第3章の特別

レポートなど)は熟読、実行すべき事柄ばかりです。

末尾の「こんごの展望」では、レジャー産業と消費者

が格段に賢くなった選別眼を指摘、国家的スポーツ普及

運動に参画することの意義と(企業の)社会的役割まで

言及しています。


 総合型構想に参画することが地域における企業の信用を

増し、クラブの普及活動を助けることが自社の経営環境の

大きなカイゼンとなることを示唆しています。

わが師ドラッカー先生がいう「すでに起きていること」

とは正にこれですが、社会の変化に備える企業のあり方が

問われていると思います。昨年までは3,500円の白書が

5,000円となって、「高い!」と思ったのですが、実は

「凄く、安い!!」のでした。


4、世界企業KPMGの見解

  一流企業が大規模な「企業買収など」を行うとき、欧州に

本拠をおく世界企業KPMG社の力を借りるのが常道です。

また、KPMG JAPANは「あずさ監査法人」と提携

していますが、実は*同社の公式ホーム・ページに「私達が

進めている」総合型構想参画について評論、最後の6ページ

目に「ボウリング業界の閉塞感を打ち払う」ものとしています

ので、ぜひいちどごらんください。

*ネットで[KPMG ボウリング]と入力、探してください。


 今月は、詳しいデータなどを記すことができませんでした。

 なにせ、夏休みですからね・・・。    以下、次号へ。

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