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宮田 哲郎

(社)日本プロボウリング協会 (社)日本体育学会・体育経営管理部会員

第69章

平成23(2011)年4月1日号


目次
第69章
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第2章
新時代2
第1章
新時代1
はじめに

 未曾有の大地震、東日本(関東を含む)のセンターは甚大な損害を受け、

170センターのうち98センターが損傷または営業中止となりました。

 JARBAは引き続き調査していますが、3月26日現在の数字です。


 1970年代のブーム終焉を思わせる状況を見て、ことばもありません。

 損害のなかったセンターでも、計画停電によって営業を中断することに

なり、*不要・不急といわれる事業のつらさが身に沁みます。


  1.   ボウリング場ができること

 大災害の直後、あるセンター・オーナーから電話をいただきました。

 所在する「村」が、4月から1,000人もの被災者を受け入れるそう

です。


 富士の雄大な景色を眺める観光地にあって、レーン数は多くはありま

せん。しかし、地域に生きるセンター、地域貢献をうたっているだけに

協力できることはないだろうか。行政は協力するだろうか、方法は、と

話し合いました。


 そこで、センターに被災したばかりの方々をお招きして、例えいっとき

でもお慰めすることになりました。私は総合型クラブ・イベントで心から

ボウリングを楽しまれる方々を数多くみているだけに、2ゲームだけでも

御招待をと申し上げ、行政への提案書を作成、当日運営などソフト面での

協力を約束しました。


  2.   ボウリングの「公益」とは何かが、厳しく問われる

 3月に入り、新しい「スポーツ振興法」が議員立法されるとの報道が

増えている(pdf)。これで地方自治体の動きが活発になり、総合型

クラブや行政、地域のスポーツ関係者の元年がスタートする。


 元年とは、新しいスポーツ振興活動の10カ年計画を指す。

 ついては、ボウリングがあるべき姿(私の考え)が行政に理解され、

クラブに共感され、地域社会にも期待されて、出番が活発になる。


 これで、個人的人脈に頼ることもなく、正論でボウリング普及活動

を進めることができる。JARBAや場協会の力が発揮でき、種目の

特性や機能を記したパンフレットやスクール教材など、「ツール」が

役立つだろう。


 最大の長所は、人を集める能力の高さににある。

 10年かけて試行、改良、これまで17道府県で試行してきたが、

地域スポーツのブランド候補である「ボウリングの普及に役立つ」と

かたく信じている。


  3.   ピンチはチャンスと言うが・・・

 業界は『定款の変更』によって、しばらくは組織ガバナンスで時間

を費やすだろう。一方、社会の動きにあわせようとする目敏い経営者

は、商材のマーチャンダイズの必要性にはやくから気づいている。


 ボウリングには「スポーツ」という、優れた付加価値がある。

 PR会社のセールス・コピーが全く馴染まない理由でもある。


 スポーツの優れた社会性と公共性を生かすには・・・?

 危機的時代に生きる方向付け、そして業界コンセンサス、プロモー

ションのありかた、ソフトの整備、従業員教育はすべて「新しい公共」

におけるボウリングのあり方がベースとなるでしょう。


 とにかく、「遊び」だけでは、生きてゆけない。

 関係者の活発な意見が交わされるときが来ており、私は10数年

かけて作り上げたノウ・ハウを「積極的に開示」しようと決心した。

意地でも新しい方向を切り開く、仲間が増えることを期待している。

 結論。

 ボウリングを「原材料」として提供することから、卒業したい。


 ボウリングは社会に役立つか、公益法人を目指している中央の

「業界力」で開かれる、新しい道筋にある将来を期待したい。

 噂される組織間の不協和音は、個人的な事情から生まれたこと

と思うが、それでよいのか、手を握るときではないだろうか・・・。

 利益一辺倒では「地域ビジネスは成り立たない」時代です。

 未曾有の危機に瀕したいま、いっとき私的な利益や不満の在り処

に封をして、がんばろうではありませんか・・・。


 1.スポーツ基本法・法案提出
     2.概要決まる
     3.新年度予算決まる
     *総合型クラブ育成事業費 3%増
    4.体協・新しい協賛制度を導入
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