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宮田 哲郎

(社)日本プロボウリング協会 (社)日本体育学会・体育経営管理部

第72章

平成23(2011)年7月1日号


目次
第72章
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第67章
第66章
第65章
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第3章
第2章
新時代2
第1章
新時代1
はじめに


6月22日、テレビ朝日で「ボウリングの日」の由来を長く話しました。

ごらんになりましたか?映像メデイアなどに自分の顔が出ることを

まったく好まない私には苦痛でしたが、分かり安いといわれました。


また、全日本ボウリング協会と日本ボウリング場協会の公益法人化

の準備が進んでいます。事業のあり方を再考する、またとない好機

です。ちょうど、日本体育協会のクラブ育成アドバイザー会議に出席

された、九州と関東の「先進的なふたり」と話す機会がありました。


いまの国会で「新しいスポーツ基本法」が制定され、地域クラブ普及

発展が競技力向上と二本立てとなりました。すでに全国で3,000を

越す総合型地域スポーツクラブに「法のバック・ボーン」ができた訳

です。10年来の付き合いをしている二人には、地域にあるクラブの

自立を促し、どうじに企業の公益マインドCSR実現につなげる行動

案をまとめるため、7月中に再会することになりました。


さて、今月はボウリング事業の公益を考えます。前から「スポーツ

政策の現代的課題」とタイトルされた*参考書を数種類、購入して

、先進国の政策と現代の課題と事例を読みふけっていました。

*諏訪伸夫・井上洋一など。日本評論社 ISBN978−4−535−58514−0


1)ボウリングの公益とは?


一般に、公益とは「不特定多数」の利益の増進に寄与することを

指しますが、公益社団法人または公益財団法人は、学術・技芸・

慈善など、公益に関する諸事業を行うものです。


それでは、ボウリングにおける公益とは、何でしょうか?

まず、内閣府の「公益認定基準と事業内容」を精読しました。

結局、23項の附則中に「ボウリングにおける公益」は、次の

5つのことでしっかり実現できると直感しました。


1.教育・スポーツを通じて国民の心身の健全な発展に

 寄与、豊かな人間性を涵養するものである。

2.事業は、地域社会の健全な発展を目標とする。

3.児童・青少年の健全育成に寄与するものである。

4.高齢者の福祉を目的とする事業である。

5.勤労者の福祉向上に貢献、広くスポーツ文化の

 振興に寄与する事業である。


以上は、すべて私たちが地域社会で「行ってきた」路線にほか

ならないものですが、どのように解釈して業界がとり組むのか、

来年以降が楽しみです。今までは、残念ながら、わたくしごとの

仕事だった「点」から面へ変わる好機であり、「おおやけのニーズ

が顕在化」して、フアンがさらに増えるシーンを予想します。


2) キーワードは、CSR


ご承知のように、昨10月、ベルギーで開催されたISO(国際標準

規格)の国際会議で企業の地域貢献が制定されました。すなわち

公益ですが、CSR(企業の社会的責任)は、一流企業だけのもの

ではありません。


この事業は、地域に生き、地域社会に歓迎されるべきものです。

やっとボウリングに地域貢献という言葉がなじむときが来ました。

しかし、心すべきはノーベル平和賞に輝く銀行家ユヌス氏は、地域

貢献の名を借りた心ない企業があると警鐘を鳴らしています。


心すべきことは、こんご「公益の名」で現れる(であろう)商業主義

みえみえの活動や理念からの逸脱行為でありましょう。この事業

は優れた地域ビジネスであり、公益の促進に強い優位性があり、

市民からも絶大に支持されています。


ちなみに、私たちが進めている総合型クラブ支援活動の考え方は、

相互に適切な利益を求めており、「利他」の精神からはじまっても、

win=winでなければ成立たないことをいつも意識しています。


3)異業態・異業種・異産業の参画が増える


要は、地域との共感がなければ、将来はないということです。

幸い、ボウリングは「地域スポーツのトップ・ブランド」と胸を張れる

性能と人気があります。公益法人化が休眠している「公けの巨大な

ニーズ」が顕在化することを祈っている、古いフアンも多いのです。


こんご、異業態・異業種・異産業の参画が増えるでしょう。

負けないように、ことし、私はノウ・ハウを公開すると宣言しました。

そうすれば、同志が増え、「仮説を真理に変える」チャンスだからです。

すでに10数年かけて熟成した、26種類のツールが有効に使えます。


異業態の*某社から問合わせがあり、某トップ・メデイアは長く取材を

続けています。*家族需要を喚起するそうですが、ステーク・ホルダー

の利益と企業の信用を高めるため、本気で長く、とりくむべきです。


*ヒント:家族需要と集客

1)15歳以下の子どもは1,694万人、総人口比13.3%、

20年、連続して減少、過去最低である(総務省・2010年)。

2)ボウリング・プロモーションの「キッズ・ジュニア」の人口は、

 未就学児童3歳ー5歳が355万人、小学低学年6歳ー8歳まで

 360万人である。

3)ボウリング可能な年齢5歳までは約150万人、7−8歳で

 240万人ぐらい,合計で約400万人、保護者と祖父母など

 で、およそ800ー1,000万人程度は見込める。

4)大量動員は、団体行動のマナーなど教育コンセプトでなければ

 不可能。実験してみると、テレビ・新聞などのメデイアは不要。

 人脈だけが頼りであり、業界の既存概念とツールは通用しないと

 結論した。


 事例:同志へのアドバイス

 競合は、同業とは限らない。国のスポーツ政策が明らかになれば、マス・

メデイアの報道が増え、工夫を凝らした異業種・異業態の進出が激化する。

一方、同業では(別紙・・・)、チェーン店などの進出が始まると予想する。


 1)独自の売り(ups ユニーク・セールス・プロポーザル)を提案する


 事業パートナーと特約。・・・・「WIN−WINの関係」を結ぶとき、

 UPSの有無がかぎ。果たして、相手にとって、ボウリング場の売りは

 何かを、明確に示し、双方に利点があるものを作成する。


 2)マーケテイング・広告・販促のツール:


  ツール 1.ブローシャ(小冊子・パンフレット)

       2.セールス・レター

       3.広告

       4.担当者の言動・態度 − 提携の利点を簡潔に述べる


       ―相手側ニーズに、完全立脚―

  見込み客やクライアントに、好意的で役立つ、ストーリー(夢)が

  ある提案で、担当(窓口)が魅力的な人に映るようにしたい・・・。


 3)ユニークで実行可能な提案は、強調したい事柄は、何か?


  条 件 1.総合型クラブや子ども会・自治会の目的は、何か

       2.夫々の目的に、どのように、どれほど対応するか

  参 考 ボウリングでは、あり得ない(と思われている)事柄

       1.大幅な割引き *絶対に、してはならない!

       2.広い選択肢

       3.的確なアドバイスや補助 *幾らでもできる!

       4.利便性(交通・パーキングなど)

       5.最適なサービス

       6.自分たちだけの「特典とサービス」 *公益!


        FROM TYHE DESK OF MIYATA TETUROU 2010-2011

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