宮田哲郎の
普及活動のページ


(社)日本プロボウリング協会 (社)日本体育学会・体育経営管理部

第78章

平成24(2012)年1月1日号

目次
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第1章
新時代1
はじめに

 謹賀新年!

 ことしは公益法人化された経営者組織とボウラー組織の社会的

(とくに地域における)活躍が期待されます。また、既報のよう

に新年早々、JBCが世界の優秀ボウラーを招き、NHK放映の

もと、賞金大会を開催します。


また、スポンサーはDHC社ですが私のような者でもひとりの

業界人として、その好意に感謝して余りあります。プロ・アマ

枠がないビッグ・トーナメントで、誰が栄冠をつかむのか、

わくわくします。


聞けば、意外な国からもエントリーがあるようですが、これも

楽しみです。無名のすぐれた選手を知るのは意義があります。


1)2010年問題と2015年問題を解決するなら

前回、人口構造変化とコホート分析の問題に触れました。

ボウリングは2000年から2005年にかけて若者の減少が

260万人、ゴルフの問題は2015年に団塊の世代が引退、

ゴルフの業界に深刻な打撃をあたえることです。


 これを解決する糸口は、組織の公益法人化ですが、いままで

想像しなかった需要が顕在化する可能性があります。ただし、

「心、ここにあらざれば、見れども見えず」になる恐れがあり

ます。このコラムでいつも言っていることですが。


あたらしい需要の芽は、よほど注意していないと分からない

でしょう。私も40年ぐらい前は、ボウリングにおおやけの

ニーズがあることなど想像もしませんでしたから・・・。


ブームですから客は「何もしなくても」やって来たからです。

しかし、いま巨大な数のキッズ・ジュニア需要が眠っており、

やり方で『第2の創業』に結びつくのです。これは異業種・

異業態の企業が競合しており、急がないといけません。


まちがいなく、日場協は会員すべてのために「護送船団方式」

を考えるでしょうが競合を考えると「スピード」が肝心です。

会議ではやくても半年、プログラムで半年、業者に「ツール

制作」を依頼して数ヶ月・・・かかりますが、早いほどよい

のです。


一方、プロを含むボウラーの組織ですが、日本体育協会傘下の

JBCはきちんと進めるはずです。一方、プロ協会の公益法人

化はどうでしょうか? 私には、なにも見えません。


子どもの振興事業は、いうまでもなくスポーツによる教育です。

スポーツする習慣、健全なからだとこころを育む一環としての

展開がありますが、いままでのように商業的だったり、コーチ

が投球技術一辺倒では通用しません。


従来のボウリング・マニュアルには、よほど改良を加える必要

がありますが、スポーツ教育と公益はベスト・マッチします。

市場規模は400万人、理論上「世帯数だけ」の市場があり、

世帯で両親・保護者・祖父母を混ぜれば800万人以上の巨大

市場で、振興策に弾みがつきます。


はやく「総合型地域スポーツクラブ」と協働を活発にするしか

ありません。従来の業界は、すべて「自前ですすめる」主義の

ようでしたが、こんどはそうはいきません。

社会事業では、それなりのパートナーが要ります。


2)2012年以降の普及のありかた

いままで10ヵ年、「スポーツ振興基本計画」に基づく仕事を

続けてきましたが、1道1府10県の体育・スポーツ行政の

要請をうけ、*なぜ国策にボウリングなのか、クラブとボウ

リング場がコラボすると何が生まれるかを話してきました。


「福岡県のシンポジューム」発言録


ことしから、公益事業のなかで業界の先駆的な人たちや若い

世代に手渡す時期に来ました。そのための基礎的理論武装、

ツールの制作、実験結果をまとめる作業が終わりました。


10年をふりかえると、先駆的な人は非常に少なかったと

悲観することがありましたが、とにかく手渡す時期に来た

と思っています。


私の提案によって行動したボウリング場数は、マーケテイ

ング教科書における「革新者」の割合と一致しましたが、

これからが本番です。全公協と日場協が中心になって推進

すべきですが、かならず公益が「後押し」します。


いまも人気があるボウリングは地域社会の「絆を強める」

優れたツールですがPRも一変すべきです。芸能人や有名

人を起用する路線はまったくナンセンスです・・・。


(3)何を売るのか、何が買われているのか?

古いアンケートの大多数は「楽しみと親睦」と言っているが

、「自分を高める」と言う人は少数派でした。現状で言えば、

ボウリング業界のスタンスは正しく、現状満足ならそれでも

よいのでした。


しかし、普及の観点からは、ここで終わってはいけません。

ボウリングを楽しみ、親睦を図る「消極的な理由」だけなら

良いのですが、普及からはつぎの発展がありません。


やはり、「市場はあるがセールス・マンがいない」こが業界の

大いなる欠点です。一方ですべて自前主義は、業界の慢心の

表れではないかと心配します。


自信を持つことは良いのですが、もっと謙虚にならないと通用

しないのではないでしょうか?


過去の成功は単なるブーム現象であり、心底 支持されている

訳でありません。地域社会の集会や行政折衝で知らされること

ですが、一方でボウリング自体の価値は認められていることが

われわれの取り柄です。


われわれは何を売るのか、何が買われているのか?

よく考えて行動しましょう。ボタンの掛け違え、地域の誤解を

招く行動が(場協会では)ないように、初心に帰る時期です。


ことしがよいとしになりますように!

寒さはこれから本番、かぜにご注意!


金曜 夜のボウリング・リーグ(1958年 米国)

PS:関東地方の同士センターを募集中。ご相談ください。

 *全公協 03−3453−2725(金子局長)

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