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改題 公益とボウリング!
宮田 哲郎

(公社)日本プロボウリング協会
(一社)日本体育学会・体育経営管理部


平成25(2013)年10月1日号 第99章

ムンク画
ムンク画
目次
第99章
第98章
第97章
第96章
第95章

第94章
第93章
第92章

第91章
第90章
第89章
第88章
第87章

第86章
第85章
第84章

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第5章
第4章
第3章
第2章
新時代2
第1章
新時代1
はじめに

 東京オリンピック招致は朗報ですね。

 先月、2013年「レジャー白書」が発行され、創刊以来のコレクターと

しての感想を述べます。


 白書マンネリ、この手の内容で限界を感じ、不遜にも飽き始めていたの

ですが、2013年版はうれしい内容でした。第3章「特別レポート」です。


 社会貢献思想について、利用者と企業マインドなど、今もっとも知りたい

ことのビック・データ満載です。業界組織が公益法人化され、私はクラブと

協働施策を考え中なので、タイムリーでした。




 ご承知のように1992−3年をピークに参加人口は続落しており、およそ

4分の1にあたる1、450万人です。2000年は3,180万人なので、

直近でも半分以下ですが、限界産業の道を辿ってはいないでしょうか?


 白書は「ネット調査」なので、面接で聴取する直接手法と比べて限界がある

ものの、やはり10−20−30歳の顧客が姿を消しつつあることを証明して

います。詳しく申し述べる必要がないほど、明らかです。


 テレビや新聞によるマス・メデイアを使うPR手法の時代が終わり、商材

自体もコモデテイ化が激しく、明らかに戦略転換が求められています。戦略

とは、本コラムで100回も言ってきたことですが、そこに公益法人として

の行き方があると思わざるを得ません。


 プロ協会も公益とボウリングについて、検討委員会を設置、時代の動きに

沿った拡大戦略を打ち出す用意に入っているようですが、楽しみです。プロ

集団らしい、種々の思惑と価値観が示され、「1本の矢」ではありえない強靭

な組織戦略が出てくるはずです。コラボは正解のひとつでしょう。


 さて、ことしの白書は、直近5ヵ年で「止めた」余暇の内容を調べており、

地域の
応援活動で知った体験を裏付けています。1位はスキー11.2%、

2位はボウリング10.9%、3位
はジョギング・マラソン9.5%、その

後はプールの水泳です。ボウリングは
男性2位(13.7%)、女性で4位

(8.2%)です。



 また、止めた理由は、止めない理由でもあり、新しく始める理由にもなり

ます。
あらたに余暇活動を開始する理由、再開時には誰と始めたかまで

調べています。




 白書は127ページと136ページに重要データを示しています。

 結論すれば、「人は誘い、誘われて、ボウリングしている」のです。

 わたしは大量動員を望んでいるので、やはり「スポーツ公益を実現」

しようと努力している自治体行政と地域スポーツ・クラブとの協働を

志向します。


 誘うきっかけは、「公的なスポーツ体験会」でボウリングです。

 ボウリング業界が連合体を組むのも一法ですが、やはり、ある種の

信用度に不足することは否めません。そこで、自治体行政と地域クラブ

とコラボする(図表)のです。


 このことは白書の138−139ページにありますが、およそ95件

の自由回答を分析しています。誘い、誘われるシステムをCSR行動の

なかで考案、クラブと協働、「公益を促がす事業に育て上げる」のです。


 はっきりいって、そこまでやっているひまはないよとおっしゃる人が

意外に多く、残念ですが、ひとつでも多く成功事例をつくりたいですね。

アベノミクスで景気動向が好転しつつあります。時間差があっても、場内

に活気が戻る日が近いでしょう。ボウリング自体の魅力は、健在ですから。



1.有効なターゲットは「未就学児童」がいる、若い家族。

2.家族は平均2.3人−3.2人、母は「アラ・フオー」世代。

3.その後、「祖父母が孫を誘って」リピートすることが多い・・・。


 最後に、あと1回で100号です。

 こんごは総合型地域クラブ応援ばかりでなく、ボウリングと言う商材

のことまで言及するので、引き続き、ご覧下さい。

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