四家秀治の「ナイス!ピンアクション」−1



●ボウリングを通じた素敵な出会い

 ボウリングに飽きることなく歳を重ね、社会に出てアナウンサ−をやるようになったら、いつしかト−ナメントの実況をやるようになり、ボウリング業界にも親しい方が増え…ということで、今月からこちらのコラムを担当することになりました。
 ボウリングを通じて様々な出会いがありました。このコラムを担当することになった直接のきっかけも全公協の金子さんとの出会いがあったから。この偶然には感謝したい気持ちです。でも、50年も生きていると、この程度ではない“とんでもない偶然”はあるもので、記念すべき第1回は、そんな話から書かせていただきます。

 2005年、女子プロのト−ナメントにDHCツア−が誕生しました。スポンサ−のDHCは、専属ボウラ−、契約ボウラ−のプロをかかえ、さらには「ボウリング娘」として、当時千葉商科大の中心メンバ−だった張ヶ谷順子選手、秋吉夕紀選手の2人を起用しました。

 さて、ツア−が始まって2年目のある日、テレビ東京アナウンス部に千葉県松戸市のスポ−ツ課の方から電話がかかってきました。松戸市に生まれ育った私ですが、いったい何の用事だろう?と思って電話に出ると「年に1回、千葉県の体育に関わる人が集まって『千葉県体育指導員研究大会』というのが行われるのです。今年は松戸市が担当で、松戸在住でスポ−ツに関わっていて、講演できる人を探しているのですが、インタ−ネットで検索していたら、偶然、四家さんを見つけ、ダメ元のつもりで電話させていただきました」というではありませんか。

ホ−ムグランドにしている北小金ボウル(提供 JBC)ホ−ムグランドにしている北小金ボウル(提供 JBC)
ホ−ムグランドにしている北小金ボウル(提供 JBC)

 「エッ!?私でいいんですか?確かにスポ−ツアナウンサ−を長くやっていますが…」「ぜひ、お願いします」
ということで、会社の承諾を得て、松戸市のスポ−ツ課に挨拶に行き、電話を下さった方、そして、その上司の方と名刺を交換させていただくと、その方のお名前は「張ヶ谷和年」さん。張ヶ谷?どこかで聞いた名前だな?と思っていると「四家さんは、今までどんなスポ−ツの実況を?」という質問が…。「野球、ラグビ−、バスケットボ−ル、ボクシング、競馬、など、20競技ぐらいはやってきました。最近では最も力を入れているのがボウリングですが…」と、そこで、張ヶ谷さんの目が突然輝き、「エッ、ウチの娘はDHCボウリング娘というのをやっていまして…」

 どこかで聞いた名前だと思ったのは張ヶ谷順子さんのことだったのだ!と気付いた私は、あまりの偶然に一瞬言葉を失いながらも「はい、娘さんとは、ト−ナメント会場でいつもお会いしています。私、DHCツア−の実況をやっていますから」
 今度は言葉を失ったのは張ヶ谷さんのほうでした。
 お断りしておきますが松戸市の人口は50万人近いのです。これは奇跡的な偶然といってもいいぐらいの出会いと言えるのではないでしょうか。

伊東宣哉 画
伊東宣哉 画

 今やJBCのナショナルチ−ム入りした順子さんは、P☆リ−ガ−の中でも1、2を争う人気者。ボウリングの実力もさることながら、明るく、気遣い満点の美女ですから、それも当然ですが、お父さんもJBCの理事をされている人格的にもすばらしい方で、その5年前の偶然以来、とても親しくさせていただいています。もちろん、私は順子さんのファンでもあります。
 で、講演はどうだったかって?
内容はともかく、ボウリングの話が多かったということだけはお伝えしておきましょう。

 では、来月以降もよろしくお願いします。
 皆さんにもボウリングを通じた素敵な出会いがありますように!

四家 秀治 (よつや・ひではる)
元テレビ東京アナウンサ− 7月からは、フリ−。テレビ東京在職中は、ボウリングの実況を多数経験。東京運動記者クラブボウリング分科会代表幹事と、武部勤衆議院議員が会長であるボウリング評議会の理事を2011年3月まで務めた

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