四家秀治の「ナイス!ピンアクション」−44

 3冠の川端奨太プロ(提供:ボウリング・マガジン)
3冠の川端奨太プロ(提供:ボウリング・マガジン)
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●ボウリング業界を明るくするために、がんばりましょう!!!

 皆様、あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い致します。

 2014年、プロ男女の全日本選手権は、川添奨太(JPBA49期)、松永裕美(JPBA37期)、
ともに本命が期待に応えて優勝を飾りました。
 川添プロは2013年に失った3冠を取り戻した形でもあります。
 この2人の強さ、安定感は、やはりすごいと言わざるをえません。



 さて、2014年、JBCは創立50周年の記念事業の一環として、
「ボウリングの未来を考えるシンポジウム」
を2回行いました。
 2回目の開催は12月11日でした。
 1回目はお呼びがかからなかったのですが、
今回は恥ずかしながら私が司会進行役を務めさせていただきました。
 パネリストは、
私にとってスポーツ実況アナウンサーの大先輩でもある元NHKの山本浩さん、
陸上短距離とボブスレー(夏と冬)で共にオリンピックの代表になられた青戸慎司さん、
中京大学スポーツ教育学科教授の來田享子さん、
NHKでは山本さんと同期だったという現在は国立スポーツ科学センター副センター長の平野裕一さん
の4人でした。



 第1回のシンポジウムもそうだったようですが(私は欠席)今回もスポーツとは深い関わりがあっても、
普段はボウリングとはほとんど関係ない方々です。
 どの方の視点も正しく説得力があり、わかりやすい内容でした。
 シンポジウムの詳しい内容についてはJBCの機関紙、その他に譲るとしまして、
私が一番「ほほう!」と驚いたのは來田さんのお話でした。
 來田さんは、スポーツを歴史的に、あるいは統計的に、とにかく多角的にご覧になっている方で、
そういった観点からボウリングについて語ってくださいました。
 興味深かったのは、ボウラーの年齢別人口構成比についてでした。
 私は、ボウリングは老若男女楽しめるスポーツで、しかも年々高齢化が進んで、
他競技にくらべ、年配者がとても多いと思っていました。
 皆さんはどうですか?
 ところが、実際は卓球やスキーなどのほうが、ボウリングより40代、50代以上でなさっている方がずうっと多いのです。
 2012年の資料をお持ちになって話されていましたので、信憑性のある数字です。
 ひょっとすると、他にもボウリングより高齢者の比率の高いあっと驚くような競技があるかもしれません。
「ボウリングは高齢者でもできるスポーツなのだからもっと高齢者にボウリングの魅力を知ってもらい競技人口を増やすべきです」
 とおっしゃっていました。
 たぶん、そんなことは言われなくてもボウリング業界の人は皆わかっているだろうと思います。
そのための努力を今までもしてきたことでしょうが、実は努力は足りなかったということなのだろうと思います。



 この時期、毎年必ず話題になるのが正月(あるいは年末年始)のボウリング場の売り上げです。
 今年はどうだったのでしょう?
「年配者がたくさん来てにぎわった。ウチのボウリング場は高齢者がたくさん来てくれる。これも今までの経営努力の成果だ」
などとおっしゃる経営者の方がいらっしゃったとしたら、ひとまず
おめでとうございます!
と申し上げましょう。
しかし、私は経営者ではありませんので偉そうなことは言えませんが
「もっと努力して、スポーツを楽しもうという高齢者の方を卓球やスキーではなく、ボウリングに引き込みましょう!!卓球やスキーにボウリングが負けてはいけません」
と付け加えさせていただきます。

ボウリング業界を明るくするために
がんばりましょう!!!

四家 秀治 (よつや・ひではる)

四家 秀治 (よつや・ひではる)

元テレビ東京アナウンサ− 2011年7月からはフリ−。テレビ東京在職中は、ボウリングの実況を多数経験。東京運動記者クラブボウリング分科会代表幹事と、武部勤衆議院議員が会長であるボウリング評議会の理事を2011年3月まで務めた

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