四家秀治の「ナイス!ピンアクション」−57

 寺下智香プロと藤元氏(提供:JPBA)
寺下智香プロと藤元氏(提供:JPBA)
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●プロの公式戦増加に向けてがんばってほしい

 2月15日、都内でJPBA(日本プロボウリング協会)主催、
スポンサー感謝の集いが開催され、(以前もこの催しについては触れたことがあります、毎年この時期です)
私もメディアの人間の一人として出席させていただきました。

 昨年暮れ、すべてのプロスポーツが対象の
『第48回日本プロスポーツ大賞』で、
女子プロの公式戦である宮崎プロアマトーナメント開催に尽力されている
日本プロボウリング協会の理事でもある藤元良一さんが
功労賞を受賞(他にボウリングでは新人賞として寺下智香プロ)されたので、
今年のスポンサー感謝の集いの中で、受賞についてお話しされる時間が設けられていました。
 今回は藤元さんが話されたその内容について紹介させていただきます。
 実は、藤元さんにはこれまでの歩みについて直にお話しを伺い、
このコラムで皆さんにお伝えしようと思ったのですが、
奥ゆかしい藤元さんから「そんな大それたこと。かんべんしてください」
と言われてしまいましたので、出席者全員に向けてのオフィシャルなお話の部分だけ紹介させていただくことにしました。
これなら藤元さんも許してくださるでしょう。

藤元氏(提供:JPBA)
藤元氏(提供:JPBA)

 宮崎プロアマトーナメントは2005年に第1回大会が開催されました。
当時、就任されたばかりの中山律子JPBA新会長は、トーナメントを増やすため、
全国各地に呼びかけ、働きかけました。
それに敏速に対応したのが藤元さんでした。
「中山律子会長が宮崎にも来られて、
私も地元のスポンサーになってもらえそうなところに
たくさん声をかけて実現したのが宮崎プロアマトーナメント」だそうです。
藤元さんは、この大会の2回目、3回目などについては何もおっしゃいませんでしたが、
以前、「せっかく始めた大会なので、なんとか続けていきたい」と
話されていたことが思い出されます。
日頃から笑みを絶やさない方なので、その時も決して切羽詰まっているようには見えませんでしたが、
毎年、大会を開催するのはかなり大変であったようにお見受けしています。
「最初の年、大会全体のギャラリーの数は1000人にも満たなかったのですが、
11回目の昨年は3500人でした。これもひとえにP★リーグ人気のおかげで…」
とあくまでも謙虚に話されていましたが、すでに今年の大会のポスターも完成して会場に飾られていましたし、
もはや4月の宮崎プロアマトーナメントは、女子ボウラーにとってなくてはならない大会になりました。
藤元さんがどんなに謙虚な姿勢を変えなくとも、
プロスポーツ大賞で功労賞も受賞されたんですから
その功績を私も讃えさせていただいてもいいかなと思った次第です。

 ところで、宮崎市の人口は約40万人、宮崎は県全体でも110万人ほどです。
これは九州8県の中で7番目の人口です。
全国に目を移せば宮崎県より経済力がある都道府県はたくさんありますが、
現実には、定期的にプロの公式トーナメントが行われているのは宮崎以外では数えるほどです。
 プロの公式戦は今年も増えるという話を私は聞きません。
 景気がなかなかよくならないのはわかります。
 しかし、こうして宮崎で毎年プロの公式戦が開催できている以上
「不況だからなかなかスポンサーが見つからなくてトーナメントが開催できない」
という理由は、少なくとも宮崎より経済力がある地域については
成り立たないのではないか?とやはり思ってしまいます。

 改めて、ボウリング業界関係者の皆さん、
プロの公式戦増加に向けてがんばってほしいと願わずにはいられません。

四家 秀治 (よつや・ひではる)

四家 秀治 (よつや・ひではる)

元テレビ東京アナウンサ− 2011年7月からはフリ−。テレビ東京在職中は、ボウリングの実況を多数経験。東京運動記者クラブボウリング分科会代表幹事と、武部勤衆議院議員が会長であるボウリング評議会の理事を2011年3月まで務めた

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