米国ボウリング最新事情-12

株式会社ファンキー代表取締役 船木寛

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 6月26日から6月30日までの5日間、米国ラスベガスのマンダレイベイホテルを会場にしてインターナショナル・ボウルエクスポ2016が開催され、多くのボウリング関係者で賑わいました。
 米国では年間約80センターから100センターのボウリング場が閉鎖されているということですが、毎年40〜50センターの新設センターがあるので、純減数は日本とほぼ同じ40〜50センターだそうです。
 ただ、日本との大きな違いは、閉鎖されているセンターの多くは10レーン〜20レーン程度の家族経営の古い小規模なボウリング場ですが、一方の新設センターの7割はファミリーエンターテイメントセンターと呼ばれるゲームコーナーなどを併設する大規模センターで、残りの3割はブティークセンターと呼ばれる超モダンなレストラン型センターなので、米国のボウリング業界全体としてはまだまだ好景気が続いているということでした。

 会場近くの60レーンの競技大会専用のボウリング場:サウスポイントでは、USBC女子トーナメント2016が開催されていましたが、まだ予選だったためか和やかな雰囲気でした。

ボウルエクスポに参加していた世界各国の関係者とも情報交換をしてきましたが、ボウリング界の外部からボウリングを見た時の世界的な評価は、レジャーなのかスポーツなのか判別が困難で、特に若年層への魅力に乏しい、とされているそうです。
 ボウリングが2020年東京オリンピックの正式種目になれなかったのも、その辺に原因があったと考えられています。
 IOCは年内にオリンピックチャンネルという新しいテレビチャンネルを立ち上げますが、将来オリンピックの正式種目になるためにはこのチャンネルで高い視聴率を取ることが必須となるそうです。
 ワールドボウリングもこのチャンネルにエントリーしたい意向ですが、大会などの動画映像が少ないので、オリンピックチャンネルで使えるような大会放送で、特に若者にアピールするものや視聴率の取れそうなものがあれば、日本やアジアからも提供してもらえないか、という要請がありました。費用は掛からず、(逆に言えば放映権料はもらえませんが)編集費用はオリンピックチャンネルが負担してくれるそうです。本年9月1日締め切りとのことです。

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