四家秀治の「ナイス!ピンアクション」-72

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●新たなプロボウラーが誕生 新しい風を吹かせてほしい

 JPBA(日本プロボウリング協会)は、今年もプロ資格テストを行い、
男子18人、女子11人の新たなプロボウラーが誕生しました。

 私は千葉県人ですので、過去にこのコラムで、ジュニアから活躍する年齢が一つずつ違う
“千葉県3人娘”
を一人ずつ紹介したことがあります。
その内の一人、末娘の霜出佳奈ちゃんが今年、受験しました。
もう22才なのに“佳奈ちゃん”なんて失礼なのですが
私は小学生の頃から見て応援してきたので、今回まではそう呼ばせてください。
中学3年のときに中学選手権を制し、高校2年時には国体少年女子に優勝、
ユース時代からナショナルメンバーに選ばれ、
昨年まで日本を代表するアマチュア選手の一人として
国際舞台で戦ってきた佳奈ちゃんですから、
予想どおり他の受験生とはレベルが違っていました。
 アマチュアでの実績から実技の1次試験は免除で2次試験からでしたが、
初日から圧倒的な力を示しました。
あっという間に2位以下に200ピン以上の差をつけ、
最終スコアは48ゲームトータルで10495ピン。
2位との差が500ピン以上だっただけでなくアベレージ218.64は
男子1位の211.25(男子は60ゲーム)をも大きく上回る見事なボウリングでした。
 それでも
「3日目4日目はレーンが難しかったこともありますが、
グッとスコアを落としてしまいました。
特に3日目は男子より悪かったし、こういったところを修正しないと
プロではやっていけないと思います」
とあくまでも冷静に自己分析ができていました。
プロのトーナメントに今までもたくさん挑戦し、
何度もベストアマになってプロの厳しさを
すでに体感しているからこそのコメントでもあるでしょう。
すぐにでもプロのトーナメントで優勝争いできる力があることは
ここで申し上げるまでもありません。期待大です。

霜出佳奈プロ
霜出佳奈プロ

 さて、プロのトーナメントで活躍…ということでは
2年前の11月、「この時期に中学生の大会があったかな?」と
書かせていただいた当時中学3年生で
ジャパンオープンを制した(当時は名前を出しませんでした)水谷若菜選手が
今年、プロになりました。
プロの大会に優勝した選手は実技試験が免除なので、
もし佳奈ちゃんと一緒に実技試験を受けていたら
激しいトップ争いになったことでしょう。
現在高校2年生の水谷選手も非常にしっかりしたメンタルを持っています。
水谷選手が優勝したジャパンオープンで3位になった当時高校1年生の坂本かや選手が
昨年、高校2年生でプロテストに合格した際、
「若菜ちゃんに今度はプロボウラーとしてジャパンオープンでリベンジしたい」
と語っていましたが、その舞台設定は出来上がりました。
あとは2人の努力次第ということができるでしょう。

 実技試験免除にはもう一人、昨年の東海オープンに優勝した坂倉凛選手がいます。

 水谷選手も坂倉選手も次々に有望なジュニアを輩出する東海地区の出身、
すでに姉の坂倉にいながプロボウラーとして活躍している坂倉凛選手、
姉よりも闘志を内に秘めるタイプのようですが、存在感は十分。
これまた大変楽しみです。

 男子もアマチュア時代に実績を残している選手が多数受験、合格していますが、
全員、佳奈ちゃんをアベレージで下回っているので、今回はあえて何も述べないことにします。
 ご了承ください。

 ところで、3ヵ月前、JPBA50周年トーナメントで初タイトルを獲得した久保田彩花プロについて、
このコラムで私は少々辛口のコメントを載せてしまいましたが、
彼女は宮崎プロアマでも堂々の優勝。初優勝がフロックでないことを証明しました。
強い若手がどんどん出てくるのはうれしいこと。
今回プロになった男女合計29人の新人も含め、
新しい風を吹かせてトーナメントを盛り上げてほしいです。
そうして、今までも言い続けてきましたが
トーナメントが増えることを願ってやみません。

四家 秀治 (よつや・ひではる)

四家 秀治 (よつや・ひではる)

元テレビ東京アナウンサ- 2011年7月からはフリ-。テレビ東京在職中は、ボウリングの実況を多数経験。東京運動記者クラブボウリング分科会代表幹事と、武部勤衆議院議員が会長であるボウリング評議会の理事を2011年3月まで務めた

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