健康寿命を延ばすには足腰の筋肉が重要−2

 三浦雄一郎 氏 1932生
三浦雄一郎 氏 1932生
第2回
第1回

●健康寿命を延ばすには足腰の筋肉が重要

 80歳で世界最高峰エベレストに登頂し、ギネス世界記録を樹立した冒険家の三浦雄一郎氏と、運動医学会を牽引する京都大学・森谷敏夫名誉教授が、健康寿命と筋肉の関わりについて語り合いました。

三浦雄一郎氏(以下三浦氏) 僕は65歳で「エベレストへ登ろう」と決心してから、人生が変わりました。もちろん病気したり怪我したり・・・・・・。でもそれを越えられたのも、エベレストに登りたいという気持ちがあったから。今は2018年に85歳でチョ・オユーという高峰を登って、スキーで滑ってみようかと。

森谷敏夫名誉教授(以下森谷氏) 85歳で!素晴らしいですね。

三浦氏 まだできるかどうか分からないけれども、そういう目標の大きさがパワーの元だと思います。そのための一番の原動力が、筋肉なんです。それに僕が「こんな可能性があるんだ」と試すことで、自然にね、元気だ、勇気だ、そういうものがいろいろな人に伝わっているな、と感じます。

森谷氏 僕は、筋肉の維持や介護予防、肥満予防のために、世界中の方々に電気刺激装置を使っていただけるようにならないかなと。

三浦氏 余分な医療費もどんどん減りますね。

森谷氏 そうですね。なおかつQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を保って健康寿命を延伸するには、まず足腰がしっかりしていないとダメなので。例えば高齢者の方は筋肉量が減って転倒、骨折してしまうこともありますが、筋電気刺激を使って健康寿命を延ばしていくことも考えられますし。そういう一助になればと思っています。

(おわり)

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